山形県米沢市のオンライン高校・大学受験塾「伝説の松本学習塾」のブログ

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大学受験において7月に死ぬ気になれない人は合格不可能です

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今回は、受験勉強へのモチベーションとそのタイミングについて語りたいと思います。
大半の高校生は、6月に部活が終了するかと思われます。
部活という一大行事も終わり、受験勉強に専念できる態勢が整うわけです。
しかし、当塾の塾生と接していると、一部にはどうも、もう7月だというのに
まだ勉強を徹底しきれない学生がいるなという印象があります。
当塾ではもちろん、そういった学生には淡々と現実を突きつけ、
ムチを入れるので結果的には皆死ぬ気になって勉強に臨むようになるのですが、
やはり6月、あるいは7月というのは受かる受からないの分水嶺になりうるかと思います。

 

結論から言うと、7月(部活によっては6月)に死ぬ気になれない受験生は受験で勝てません。
当たり前の話ではありますが。
7月に死ぬ気になれない学生は、その後の人生も死ぬ気になることはまずありません。
入試本番までの残り時間と自分の現在の実力を計算し、
こなさなければならない勉強時間や量を逆算した上で危機感を抱けば、
自ずと7月には既に死ぬ気で受験勉強を始めているはずなのです。
7月に死ぬ気になれない、徹底できないのは、
逆算して考える力が弱いということです。
自分の実力と合格に必要な点数を認識し、
そのギャップを埋めるためには何をどのくらいするべきか計算できない人は、
当然落ちます。
そういったことも学力のうちなのです。
正確な現実認識能力に基づいた危機感、
あまり語られないことではありますが、
これも学力のうちであり、頭のよさなのです。
紙の上の勉強だけが賢さの指標であるとかそういう話ではないのです。
危機感がない人は、賢くありません。
賢い人ほど、現実を認識する力が強く正確なので未来を推測する力も強く、
結果的に他人より危機感を強く抱くようになります。

 

この場合の「死ぬ気」というのは、具体的には時間の使い方を指します。
(本当はそこまで「死ぬ」というほど追い詰めるわけでもないのですが、
 ある程度以上は徹底する、という意味で「死ぬ気」という表現を用いています。
 実際に睡眠時間を4時間未満にするとか、そういうことではありません。
 睡眠は6時間前後は確保しましょう)
具体的には、平日は最低5時間以上(内職含む。現役生に限る)、土日は最低10時間以上です。
浪人生は毎日10時間以上勉強してください。

 

これくらいはやらないと、受験生として入試を競う資格はありません。
また、合否発表を見て、結果的に不合格だった場合、
不合格を嘆く資格すらありません。
この場合の5時間とか10時間というのは、あくまで最低限の基準です。
したがって、可能であれば、平日7時間、土日12時間、勉強を実施すればするほど、
合格の安定性は向上します。
向上する、というよりは、そうすべきです。
受験生たる者、自分の合格可能性に対して常に過剰に危機感を抱き、
必要以上に怯えているべきです。
そういった不安なメンタリティが強い学生ほど、
入念な準備を実施し、結果的に合格を獲得する率が高まるのです。
危機感や、不安感が少ない学生は、能力が低いのと同じです。
それをどれだけ感じられるか、そこから既に勝負は始まっています。

なお、これもまた当然の話ですが、一応念のため記しておきますが、
5時間や10時間という勉強時間の中に、

 

定期テスト対策」
「学校課題」
「学校授業・塾授業」

 

は含みません。
純粋に自分発信で、自力で走っている独学の時間しか、勉強時間としてはカウントしません。
そういった独学の時間でしか、本当の実力は養われないからです。
「学校から与えられた課題がたくさんあってそれをこなして5時間くらい勉強してるから大丈夫でしょー」
なんて考えは完全に落ちる人のそれです。
志望校に受かる人のほとんどは、学校に依存していない人です。
依存どころか、ほぼ無視している人であるケースが多いです。
学校の無意味に厳しい管理や拘束を無視、あるいは適当にかわしつつ
自分の勉強を自力で進捗・管理している人のみが一定以上の偏差値の大学に受かることができます。
学校の授業や課題をこなして受験勉強をした気になっている人は今すぐ意識を改めてください。
学校に受験のプロはいません。
したがって、受験に関する正確な情報が存在する確率も極めて低いです(0ではありませんが、ほとんど0に近いです)。

 

合否の結果はさておき、
たかだか8ヶ月~12ヶ月程度の期間、死ぬ気になって努力できない人はその後の人生においても
大した成果は得られません。
意外とそういうものです。
それが現実だと思います。
ましてや、大学受験などという問いと答えのパターンがある程度予想でき、
なおかつ傾向と対策が様々な媒体で獲得でき、
良質の参考書が複数存在するような、
ある種甘い試験においてすら努力を徹底できないのでは、
その後の進路も何もないのと同じです。
合否は、水物であることもあるので、死ぬ気で努力すれば必ず受かるなどとは断言できませんが、
しかし結果はさておき、1年程度の努力くらいは徹底しておかないと
自分の人生に大したものは残らないと断言できます。
私も受験生当時それなりにガリ勉しましたが、
受かって数年経ってみれば、あれくらいのことは世の中やって当然かもな
と思わされることが多いのです。
ですから、大学受験程度の勉強くらい、徹底してやりこんでください。
結果は別にして、です。
(本当は結果も必ず獲得しなければならないのですが、
 全員が結果を得られるとは限りませんので。
 せめてプロセスだけでも死ぬ気でやってみてください。
 それは無駄な経験ではありません)

 

勉強時間の配分などについては、当塾の他の記事でも触れておりますので
そちらを参照頂ければ、10時間以上というのも現実的に感じられるかと思います。
以下リンク

matsumotogakushuu.hatenablog.com

matsumotogakushuu.hatenablog.com

 

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