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礼儀・マナーの偏差値が低い保護者のご家庭は、子供の学業偏差値も低いです

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「うちの子は駄目でねえ」
こういった文言を躊躇なく切り出すご家庭がまれにいらっしゃいます。
いや、駄目なのは子供ではなくあなたです。
そしてこういうご家庭の場合、往々にして問い合わせの文面も
礼儀マナーの面で著しく無作法です。

問い合わせがぶっきらぼうなご家庭は大方、合理的でないことが多いです。
なんらかの見栄かポリシーがあるようですが、
話を聞いていると無意味な理不尽が多いです。

 

「お前は勉強できないんだから塾行ってもしょうがないだろ」

 

と塾に行きたい子供を押さえつけて結果的に志望校に受からなかったり。

 

「勉強法とかいい参考書とか言ってないで、
 ちゃんと学校の授業でだけいい成績を出せないお前が悪いんだ」

 

と選択肢を限定しすぎた結果、子供が身動きできなくなっていたり
と謎の教育方針が確立されている世帯が多い印象です。
プライドというよりは、ただの見栄っ張りが多い印象です。
したがって、他人に対して頭を下げるとか下手に出る、
丁寧な接し方から始動するという礼儀・マナーの偏差値が低くなるのかなあ、
といった所感です。

 

「大げさに、異様にかしこまった文面や態度で慇懃無礼なほどにやらない家は全部駄目だ!」

 

ということではなく、
あくまで常識程度のマナーのことを本記事では言及しています。
知り合いと通りすがったら会釈程度はするのが常識かと思いますが、
その程度の話です。
それができない保護者の方は、実はかなり多いです。
「お恥ずかしい話なのですが、うちの子はこういったところが不出来で…」
という切り出しはよくされますが、
「いや、恥ずかしいのはその子ではなくてあなたのマナーの無さじゃないんですかね」
と内心思うことがままあります。

 

各世帯ごとに固有の教育方針があるのは理解できますし、
それが他人から見れば全て「謎の」教育方針になるのもまだ理解できます。
ですが、その方針に論理の欠如や筋の通らなさを感じさせるご家庭は、
子供の学力も怪しげな状態が長く続く傾向にあります。
上に述べた例で言えば、

 

「勉強ができないなら、塾に行って補強するのが普通では?」

 

という突っ込みを入れざるを得ないです。
または、

 

「宿題丸写しで出せとか、授業中は内職しろとか、そんなことして
 本当に大丈夫なんですか?なんてことを言うんですか」

 

といった反応がたまにあります。
(常識的な手法ではないので軽い拒否反応があるのは理解できます)

 

「今学校で受けているカリキュラムが現在の本人の実力とかけ離れているのに
 それを依然真面目に受けても現状は変わらないのでは?
 それよりは宿題丸写しでも内職でもして時間を節約して
 自分の力量に合った学習を積み上げるべき」

 

という論理のほうが、しごく合理的だと思うのですが、

 

「学校の授業を聞いて学ぶ以外の手法は許さん」

 

のような親御さんからすれば邪道でしかないのでしょうね。
(邪道である自覚は大いにありますが、合理的だとは思っています)
「邪道はとにかく許さん!」
「うちの子に限って王道とか常識的な道を歩めないなんて」
というような空気がとにかく見てとれます。

 

しかし率直な意見を言わせてもらえれば、

 

「えー?王道で育てたり鍛えた結果、うまくいかなかったのでは?
 それを今後も続けたら、またうまくいかない状態が続くだけでは?
 邪道だろうが何だろうが、結果が出そうな合理的な道を選ぶ以外に
 選択肢はないのでは?」

 

といった感じです。
結果が出るほうの選択肢を選べる柔軟さが親にあれば、
いくらでも挽回は可能なのが人生だと思うのですが。

 

また、こういった「邪道は許さん」的な方針の世帯だと、
子供が2人いたとして1人は学業が順調で、1人が停滞気味なことも
よくあるケースですが、うまくいっているほうの子供についても
正直大した伸びしろはないといった印象です。

 

「うまくいっているほうの子供についても
 そんなに図抜けた実績があるわけでもないのに
 なんでそんなに自分の方針に自信を持っているんだろう?」

 

というのが率直な印象です。

 

「これくらいのレベルには達していてほしい」

 

というプライドは持っていたほうがもちろんいいですが、

 

「この勝ち方しか許さん!」

 

的な見栄っ張り成分が多すぎると却って駄目なケースが多いです。
重要なのはスタイルではなく結果が出るかどうかです。
結果を優先できる合理性、精神性がないからこそ、
「うまくいってるほうの子供」についても
大した結果が出ないのかなーという印象です。

 

重要なのは王道か邪道ではなく、その子供にとって
どの道が合理的であるか、です。
合理的というのは、結果がより出やすいほうを選べるということです。
結果に合わせて行動を変えられる柔軟性があるということです。
どういった手法が合理的であるかを優先すべきであって、
そのスタイルがどうとかを考えるのは親のエゴであって
しかもそれはただのわがままです。

 

「こういう勝ち方じゃないと嫌なんだーい!」

 

は自分の人生には適用しても全く問題ありませんが、
子供にそれを適用するのは虐待と何ら変わりないと思います。
子供はある程度親のエゴと流儀で育てて全く構わないと
私は思っていますが(そうでないと子育てなどという理不尽なものは継続できません)
「合理性をあまりにも伴わない教育方針」
は虐待であり、親の責任であり、それが原因で子供の学業がふるわないのであれば
それは子供の罪ではなく親がバカなだけです。

 

「最低限のプライドはあったほうがいいけど、
 結果主義でないただの自己満足的な見栄っ張りは子供が失敗する確率が高まるし
 再チャレンジもしづらくなるのでは?」

 

というお話でした。

そしてそれが端的に表れるのが、保護者の方の礼儀・マナーの領域です。
見栄っ張りで柔軟性に乏しくて、わがままが多い保護者のご家庭ほど
礼儀・マナーの偏差値も低いケースが多いです。
そりゃそうです。
「見栄っ張りで我が道だけを行きたい」のですから、
他人に配慮したマナーなんか身に着いているわけがないのです。
他人に配慮もできないのだから、自分の子供の現状も考慮が及ばず、
膠着したような教育状態が永久に継続し、改善が実施されないのです。
自業自得です。

 

私は礼儀・マナーを必要以上に細かく言うほうではありませんが、
せめて自分から名乗ったり、「よろしくお願いします」の文言くらいはつけたりして頂いて、
「いいからとにかく全部そっち主導で決めてよ」的な丸投げの態度はやめて頂きたいですね。

 

「あなたがそういう生き方なんだから、そりゃやっぱり子供もうまくいかないんじゃないですかね」
「さもありなん」

 

といった感じです。
愚痴みたいなブログでした。
長文お疲れさまでした。

 

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