「学校から配布されている教科書とワークで理解できないうちの子が駄目なんでしょうか?」
今回は、学校から配布されている教科書とワークについて語りたいと思います。
タイトルにもある通り、
「成績がいい子は特に勉強しなくても、学校の教科書やワークだけで理解できているみたいなんですが、うちの子はそれができなくて。学校からの教科書やワークだけで理解できないうちの子はやっぱり駄目なんでしょうか?」
という相談内容は結構多いです。
結論を述べますと、そんなことは全くありません。
むしろ駄目なのは教科書とワークのほうです。
以下、詳細を説明しようと思います。
学校から配布される文科省指定の教科書とワークは、正直使いづらいです。
最低限の基礎内容が凝縮されている書籍であり、一応これをなぞれば基礎内容は習得できるという体で作成されています。
しかし、そうは言ってもあの薄さと文字の少なさなので、どうしても解説部分が不足しています。
現在入塾している学生からも「先生、この問題ってなんでこうなるんですか?」などの質問は多いです。
ざっくばらんに言ってしまえば、
「初学者が一人で読んでも理解できない内容」
というのが学校から配布された教科書の実態です。
1人で読んでも理解しづらい内容で、解説が不足しているのですから、ちょっと授業についていけない部分がある学生が教科書を開いて、つまずいた部分を取り戻そうと思ってもなかなか困難になります。
そういうことが積み重なって、大きな成績不振につながっていきます。
私個人の見解としては、あんな不親切な教科書は不採用にして、市販の、良質の参考書を教科書として採用したほうがよほど学生のためになると思うのですが、不思議とそうはなりません。
これはワークについても同様です。
ワークにも一応解説はついていますが、全体的にそれが当てはまるかと言うとそうでもありません。解説量が不足している部分が多々見受けられます。
改めて結論を述べますと、
「学校配布の教科書とワークは解説量が不足しているので、勉強が苦手な子がこれを使って遅れた分を取り戻そうと思ってもほぼ不可能」
ということになります。
教科書とワークだけでよい成績を得られないからと言って落ち込む必要は全くありません。
私個人も学生当時、教科書やワークの味気無さとわかりづらさに辟易していました。
駄目なのは学生ではなく、教科書とワークのほうです。
松本学習塾では、良質の参考書と問題集のみを厳選して使用しています。
「良質」というのは、解説が充実しており、実力を養成するのに十分な問題数を掲載していることを指します。
当塾HPにて、勉強方法や要領について解説しています。
有益な情報を記していますので、ご覧頂ければ幸いです。
ご興味のある方は「伝説の松本学習塾」で検索して頂き、HPをご覧頂ければ幸いです。