「学校の授業中に内職(別の勉強)しちゃ駄目ですか?」
結論から言ってしまうと
「どんどん内職してください」
という答えになります。
以下、その理由を説明します。
中学生の場合は、内職をしないでそれなりに真面目に授業を聞いたほうがいいかと思います。
なぜなら、中学生が受験に必要とされる勉強量はそれほど多い量ではないからです。
超難関校を受験するのでもない限り、大半の中学生は内職までする必要はないと思います。
高校生の場合は、そして志望校あるいは大学に進学したいという想いが明確にある場合は、積極的に内職をするべきです。
理由は、大学受験に必要な勉強量は、学校の授業を真面目に受けていたのでは時間的にも速度的にも不十分だからです。
いざ内職を実行し、授業中に先生に見つかった場合、
「何をやっているんだ!」と怒られる確率は非常に高いですが、背に腹は代えられません。
「真面目に学校のカリキュラム通りに授業を受けていては受験合格のために必要な勉強量を十分にこなせない」という現実を、学校の先生は決して言いませんし、言えません。
私自身の体験と、これまで見てきた塾生から察するに、第一志望に受かる生徒は総じて
「内職する時間が長かった」
「自学自習の時間を確保するのが上手かった」
「参考書をマスターする冊数が多かった」
です。
逆に第一志望に合格できず、第二、第三志望に合格していた塾生は、
「内職する時間が短かった」
「自学自習よりも他人から授業を受けるほうを好む傾向にあった」
「学校の行事や補習、部活などに時間を割きすぎて自学自習の時間を確保するのが下手だった」
「参考書を多くマスターするというより、学校配布のテキストやワーク中心で勉強する傾向が強かった」
です。
第一志望に受かる塾生、受からない塾生をもっと圧縮した表現で形容すると、
「第一志望に受かる塾生は、その時間が自分にとって本当に有効な時間であるかを取捨選択する要領がよく、独りで勉強することに対する適性が高かった」
ということになります。
もっと砕けた表現をすれば、
「要領がよく、無駄だと思ったことは堂々とサボれる人間だった」
のです。
かく言う私も、おおむねそのような形容に該当する人間です。
ある意味「空気を読まない」能力が求められます。
「空気を読んで」周りと同じ行動を続けがちな人は、大学受験に限らず試験勉強には向いていない確率が高いです。
大学受験は、合理的な勉強を大量に実行できる人間のみが合格する構造になっています。
「なんとなく」や「無闇に頑張った」は通用しません。
正しい努力をした人間しか試験を通過することはできません。
極論と取られるかもしれませんが、大学受験合格には学校の授業は不要です。
私自身も、受験生当時予備校には通っていましたが、最初の3ヶ月以降、授業をサボって他の場所で独学を進めるか、内職をしていました。
その結果、模試の成績はみるみる上がり、第一志望に合格することができました。
大学受験生の皆さん、内職は絶対にやってください。
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