意識の高さは理想の高さではなく具体的な時間の使い方で測定できるという話
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今回はやや抽象的な話題になります。
「意識の高さ」についてです。
多くの受験生と接してきた中で
「この子は意識だけは高いけど努力がまるで伴ってないなあ」
と思わせられることは多いです。
一方で
「この子は目標も高いけど努力の内容も実際意識高いなあ。これは受かるわ」
と思わせてくれる受験生も一定数います。
このあたりの「意識高い」の実態について語ってみたいと思います。
読者の方で受験生の方は、自分が本当に意識が高いグループかどうか振り返ってみるのも面白いと思います。
大ざっぱな結論を言うと、
「本当に意識が高い人は努力量が多いし、できる限り完璧(100%)を追い求める姿勢がある」
です。
裏を返すと
「口だけの意識が高い人は努力量が中途半端だし、80%くらいの出来でもいいかと何事に対しても思っている」
ということになります。
以下、もう少し詳しく語っていきます。
主に、努力に費やす時間を指標にして考えてみます。
休日の努力に費やす時間がミニマム7,8時間の人種は意識が高いと言っていいでしょう。
平日はミニマム5時間(授業中の内職含む。ただし学校から出された課題に使う時間は含まない)です。
また、何かの単語テストなどそういった試験で、範囲が既知のものについては100点を取ろうとする姿勢が見られます。
一方、意識が低い人は何回言っても8割程度の出来までしかやってきません。
「この単語テストでは9割以上得点を目指してね」
と指示し、暗記法を伝授してもなお、9割を越えられないのです。
記憶力が悪いわけではなく「なんとなくそこまでやりこまない」ことが多いです。
日本史や世界史等の暗記科目の点数が一定以上取れている生徒が多いので、
記憶力に重大な欠陥があるわけではありません。
単に意識が低いのです。
100%の完成度を単語テストのような小さい規模のテストですら目指さないので、
自然と一日の勉強時間もそこまで多くはならないのです。
しかし口では「難関大に受かりたい」と言うのです。
目標と実際の努力のギャップが大きい場合、「意識が高い」とは言いません。
それはただの「憧れ」に過ぎません。
能力が高い人はおおむね意識も高い(費やす時間量が多い、100%に接近しようとする意識がある)です。
「意識高い系」などと揶揄されることもある言い回しですが、
しかし事実として能力の高さと意識の高さは比例するのです。
ある東大首席合格者の言では「模試で全国一位を取ったが全然安心できなかった。
もっと100%に近づけるように最後まで油断せずやりこみ続けた」とのことです。
自分の意識の高さを時間と点数への意識で計測してみてください。
その数値がそのまま自分の「意識の高さ」の偏差値を表します。
国公立(有名私大も)に安定して受かるには意識の高さが必要だと私は考えます。
なんせ処理しなければならない知識量が多いですから。
意識が高いとか云々というよりは、物理的に時間を毎日7,8時間費やす必要があるのです。
「東大とか一位の話であって自分には関係ないな」と思ったあなた、
あなたのような方がいるおかげで合格者が楽に勝てる構造になっているのです。
つまりあなたは不合格者の側に入る確率が高いです。
どうか「他人を楽に勝たせるためだけの存在としての自分」を一秒でも早く
脱出されることを切に祈ります。
この世の中は、意識高いだけで楽に勝てちゃうなーと思ってる勝ち組と、
まあそこそこで大丈夫じゃねえかなと手を緩めた挙げ句勝者の養分に
なっている負け組とで構成されています。
勝ち組負け組などという表現は若干古いきらいがありますし、
私も好んで使う言葉ではありませんが、しかしこの言葉遣いで
大別せざるを得ない状況が世の中には多いのです。
意識が高い人は地方国公立~旧帝大、有名私大に行けます。
意識が低い人はそもそも独学の継続も難しいので地方国公立レベルも厳しいかと思います。
自分の考えが憧れレベルなのか、高い意識レベルなのか、
努力に費やす時間量と完成度への意識で具体的に計ってみてください。
憧れレベルの方にも当塾では実力が上がる要領、手法を伝授しています。
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