「興譲館から出される宿題がとても多いのですが」
今回は、学校から出される宿題の量についてお話します。
特に高校、中でも興譲館について語ります。
このことは興譲館に限らず、他の高校にも当てはまることです。
結論としては、
「学校が出す宿題は無意味なものが多い」
です。
松本学習塾に入塾している高校生の中には興譲館生も多数います。
彼らから色々な話を聞くと
「学校から出される課題が非常に多い」
という声が多いです。
実際に私が課題を見てみると、確かに多いことは多いのですが、
一見しただけでは一般的な高校の宿題量と大差ないように見えます。
しかし、付属している解答解説を見てみると、解説が一切ないのです。
数学の某問題集においては、解答の数値だけが淡々と書かれています。
そして問題の難易度が高いものがそこそこ出題されています。
率直に言って、こういった課題をこなすのは、ほぼ無意味です。
「難易度も高く、分量も多い問題集を、ろくな解説もなしにただ生徒の自主性に丸投げしてやらせる」
これはただの教育の放棄です。生徒の時間と自信を奪うだけの拷問です。
難しい問題を生徒にぶん投げるだけなら小学生でもできます。
解説も十分に記載されていて、独学も十分に可能であることこそがよい宿題の条件です。
なんとなく勉強の得意な生徒はついてこれて、なんとなく勉強の苦手な生徒はただふるいとおされる、これでは誰も賢くなりません。
これは興譲館の、某数学問題集、某英語長文課題について当てはまります。
(他の科目の課題はどうかわかりませんが、似たような傾向ではないかと推察します)
このような「ただスパルタなだけの解説不十分な課題」をこなせたorこなせなかったからと言って
「興譲館の課題をやりぬいたんだ」と自己評価を高めるとか、
「興譲館の課題についていけなかった」と自己評価を下げることは、全くのナンセンスです。
宿題の質が悪いのですから、それをやり遂げたことを自慢にするのも劣等感を抱くのも、無意味です。
生徒に非はありません。宿題を出す側に問題があるのです。
生徒の時間と自信を奪うだけの課題にはそれなりの対応で大丈夫です。
解説が充実していない参考書や問題集は、取り組む価値がありません。
松本学習塾では、市販の優れた参考書や問題集を用いて個別指導+独学課題を与えます。
そしてその課題のチェックテストも定期的に実施しています。
皆さん、意味のある宿題だけを頑張ってください。
今自分が与えられている宿題が、本当に入試本番の実力向上につながるものなのか、
調べたり考えてみてください。
知識や情報が十分でない学生には難しいことだとは思います。
松本学習塾では、何が必要で何が不要な勉強かを全て教えます。
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