山形県米沢市のオンライン高校・大学受験塾「伝説の松本学習塾」のブログ

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part1:「英単語を覚える時に書いて覚えたほうがいいですか?」

part2:「If節がなんだか複雑で、どこで区切ったらいいかわかりません」

part3:「asまわりの区切り方、訳し方がよくわかりません」

part4:「is,am,areとplayなどの動詞はなんで同じ文に存在しちゃいけないんですか?」

part5:「この英文をどこでどう区切ればいいのか判断に迷います。関係副詞where」

英語カルテpart4:「is,am,areとplayなどの動詞はなんで同じ文に存在しちゃいけないんですか?」

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今回は、中学英語の英文法について記します。
塾生からの質問は以下の通りです。

「is,am,areとplayなどの動詞はなんで同じ文に存在しちゃいけないんですか?」

具体的には、以下のような文が塾生の頭の中に疑問として残っているようでした。

 

He is plays soccer.

 

「この文ではなぜ駄目なのか」
これが当該塾生の疑問です。

 

おそらく塾生の思考としてはこうです。
「中1でbe動詞から順番に習ってきて、それが常に英文に存在すると思っていたが、
 どうしてそれが存在しないようになるのか」

 

この場合、ポイントは3つです。
①動詞は原形のまま二つ並ばないのが英語のルールだから
②訳してみるとそもそも不自然だから
③is,am,areもbe動詞という名の動詞である

 

一つずつ見ていきましょう。

 

①動詞は原形のまま二つ並ばないのが英語の基本ルールだから
これについては追加の説明はありません。
「英語はそういうものだから」
(日本語も含め、大半の言語は主語一つに対して動詞が一つというのが基本ルールですがいちいちそういった原理原則を正確に教えすぎても理解しづらくなるのでこの程度の理屈に留めています)

 

②訳してみると不自然だから
仮に、He is plays soccerを直訳してみると、
「彼はサッカーをするです」
となります。
こういうしゃべり方をする人も日本人の中にいなくはないですが、
基本的にはいないので除外します。
一般的に考えてこの語感は不自然と言えます

 

③is,am,areもbe動詞とう名の動詞である
中学校によっては、「be動詞」という用語自体を説明していない学校もあるかと思います。
is,am,areは「~です」という意味の動詞です。
「これらが動詞ではない」おいう認識だから、「一般動詞と一緒に存在できないのはなぜか」という疑問が生じるのだと思います。

 

①②③と詳しく説明を述べてみましたが、
いざ学生に説明する際には以下のようにつづめて伝えます。
「英語は基本的に動詞を二つ原形のまま並べたりしないのがルール。
 be動詞も動詞だから。英語はそういうものだから」

 

「そういうものだから」は多少乱暴な言い方ですが、基本知識はまず暗記しなければ話になりませんので、「そういう知識」として機械暗記してもらうしかない側面があります。ある程度の理屈は説明はしますが、本当に原理原則を理解するには進級を重ねてある程度経験や知識が体内にたまってからでないと体感的に納得できない確率が高いので、最初は「そういうもんだよ」で半分片付けてしまうほうがいいと判断しています。


症状:is,am,areとplayなどの動詞はなんで同じ文に存在しちゃいけないんですか?
処方:動詞を原形のまま二つ並べないのが英語の基本ルールだから。

 

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過去のデータによると、米沢栄養大学では共通テストの取得点数基準が53%~57%とのことです。
受験科目は国語(現古漢)、数学(1Aor2Bのいずれか1つ)、英語(リーディング・リスニング)、理科(化学基礎+生物基礎、生物、化学、物理から2つ)
社会科目を受験しなくてすむのが大きな特徴です。

また、多くの受験生が苦手とする数学も1科目で済みます。
配点は、国語100点、数学100点、英語150点(うちリスニング37.5点)理科200点です。
二次試験は小論文となっていますが、実際には資料読み取りと英語長文です。
共通テストの英語の配点が他科目に比べて150点と高かったり、
二次試験においても英語長文読解が求められたりと、何かと英語がキーになるようです。

二次試験の英語長文の難易度は、それほど高いものではありません。
共通テストのリーディングで60%を取れる人なら難なく解けるレベルです。
単語数で言うと、ターゲット1900で言えば800語目くらいまでのレベルです。
800語目程度までで十分解けるとは思いますが、余裕を持って受かるためには
1000語目まで習得してしまいましょう。

数学に関しては、黄色チャート1Aをひと通りやった後、過去問演習に取り組めば十分です。

 

また、全得点に対する二次試験の比率が20%程度とのことです。

つまり、合否を左右するのは80%共通テストによるということです。

気合を入れて共通テストの点数を取りに行きましょう。

 


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ペアワーク式授業だと落ちこぼれが逆転しづらくなるという話~内職は弱者の兵法として重要なのに~

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今回は、ペアワーク式の授業スタイルの弊害について語ります。
結論から言うと、メリットよりもデメリットのほうが大きいです。
以下、具体的に記していきます。

 

当塾に所属する塾生の中には、長井高校(偏差値63前後)に所属している塾生もいます。
彼らから得た情報によると、長井高校では大半の授業においてペアワーク方式を採用しているようです。
ペアワーク方式というのは二人一組になり、授業で学んだ内容をお互いにアウトプットさせる方式を指します。
生徒同士でお互いに説明させて、明確に情報を出力させ、記憶の定着率向上を図る取り組みです。
ここで言う「大半」とは文字通り大半であり、8割程度の授業で実施されている模様です。
当塾では、授業中の内職を積極的に勧める方針ですので、率直に言ってペアワーク方式は障害になっています。
現状の学力が不足しており、残り時間も少ない受験生にとって、授業中の内職ができないことは大きなハンデです。
これでは落ちこぼれた学生は逆転できないまま、落ちこぼれの状態を維持するだけです。
他の高校ではペアワーク方式はそれほど積極的に実施されていないようですが、
少なくとも長井高校においては、一度落ちこぼれた生徒が成績を向上させるのはかなり難しい部分があるのではないかと思います。
現状で落ちこぼれた成績を出していようが、勉強の方法・要領とよい参考書を知りさえすれば、
いくらでも挽回は可能です。ペアワーク方式は、そういった弱者の兵法の芽を奪ってしまいます。

 

繰り返しになりますが、落ちこぼれている学生が独学内職で他の生徒を
出し抜きづらくなってしまうのがペアワークの最大の欠点です。
カリキュラム全体のほんの20%程度だけペアワークを実施するというのならまだわかりますが、
大半の授業でそれを実施するのは百害あって一利なしです。
上位層の生徒も、下位層の生徒も、互いに足を引っ張りあう形になります。
ペアワークがもたらす効果については、率直に言ってしまえば


「先進的な感じや空気は出せるが、それだけ。そんなに大した成果は出ない」

 

です。

落ちこぼれが落ちこぼれである所以は、

 

「ある時期についていけなくなってその知識欠落状態がそれ以後も長く続く」

 

なのだから、ペアワークは厳密には落ちこぼれ救済策になっていません。
その授業時間の間の理解は以前よりは深まりますが、
そもそも欠落している部分を埋める作業ではないので基本的な知識や能力が鍛えられないままカリキュラムが進みます。


「基礎知識が欠落している状態で、妙にハイレベルなことだけ表層的に知識がある状態」

 

こういった生徒が一定数産み出されている印象です。

基礎知識が足りていない状態では、模試などの少しハードルの高い試験では成果は出せません。

その意味で、ペアワークがもたらす効用は「その場限り」と言えるでしょう。
ちょっとだけ落ちこぼれに手が差し伸べられて、なおかつ、
非落ちこぼれの生徒、既に「こんなもの独りで見て理解すれば十分じゃないか」
と思っている生徒の可処分時間や伸びしろが奪われる形になるだけです。


まとめると

 

「落ちこぼれを作らないような空気だけは作れるが、結局救えないし、非落ちこぼれ層の生徒の時間や労力・伸びしろも奪う結果になる」

 

です。
ペアワークを実施して効果があるのはせいぜい中学校までです。
勉強する範囲が高校ほどは広くないからです。
学生達に教えあわせたり、議論させることの意義は一定程度ありますが、あくまで一定程度です。

ペアワークによって全体をある程度まで均質化することは可能だとは思いますが、

先に述べた通り、その効果は限定的かつ表層的です。

しかも、上位層がさらに図抜けた実力をつけられるわけでもなく、下位層の挽回に大きく寄与するわけでもありません。

なんとなく学生全体が平均値あたりに固まるイメージがつくだけです。

 

勉強の前提は、方法論を習得した上での独学です。
こと大学受験においては、ペアワークや授業などの他人の力を借りる比重が多ければ勝てるというものではありません。
独りでこなす時間や分量が絶対的な勝利条件になります。
これは今後、どんなに時代が変わっても変わることのない大前提だと予想します。
ペアワークで何らかの高い実績や成果が出せるのなら、
ペアワークを実施している学校に所属する学生の大半が高い成果を残すはずですが、現状はそうなっていないように思われます。
ペアワーク実施前と実施後とで、成果に大きく差は出ていないのではないでしょうか。
言語化して出力させることによる記憶定着率の向上は確かに一理ありますが、
それを授業時間の中でやらせても非効率ですし、上位層と下位層双方にデメリットが大きいです。
ペアワークに時間を割いた分だけ、授業の進度も滞ります。
高校在学中に内職がしづらい、という点では、高いレベルの大学を目指すつもりがある学生には、
長井高校はおすすめできない、というのが私個人の率直な印象です。
志望校に合格可能な実力に到達できるまでの時間が足りないからです。

長井高校の例に限らず、ペアワークを実施する比重が大きい進学校への進学を検討する際は、ペアワークがもたらす学生の伸びしろの限定化を慎重に検討して頂ければと思います。

 

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英語カルテpart3:「asまわりの区切り方、訳し方がよくわかりません」

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今回は英語カルテです。
やっておきたい英語長文700のある章に関する塾生からのLINE質問です。
「このページの15行目~17行目のasまわりのことがよくわからない」とのことでした。

 

やっておきたい英語長文700

質問箇所は、15行目~17行目のasまわり

具体的には、
16行目のas flexible as possibleと
17行目のas much of reality as we canです。

 

16行目から見ていきましょう。
結論から言ってしまえば、これは知識がないと読めません。
as A as possible →「できるだけA」
と訳します。
知っていれば即答できますが、知らないと何のことやらさっぱりわかりません。
英語は知識が超重要です。

 

次に17行目です。
16行目のasはよくある形なのでas asの形として認識しやすいですが、
17行目はas asの間にある表現が単語3つ分なので、その長さのために
as asの形であることを見落とす確率が少し高くなります。
こういうことは試験本番でもよくあります。
ですが、やはりこれも16行目と同じく知識問題です。
知っていればすぐに構造に気付きます。
as A as we can →「できるだけA」
と訳します。
16行目のas asと同じ意味です。
こういったas系の表現は熟語帳や文法書に書いてありますので、
そちらで習得しておきましょう。

 

今回紹介した知識は、受験生としては習得していて当然の範囲なので、
これらの表現を見た瞬間、0.2秒で意味が脳内に浮かぶように頭に刷り込んでください。
それくらいでないと時間制限内に問題文を読み切ることはできません。
また、リスニングにおいても、選択肢をささっと読めないと回答すらできません。
英語は知識が重要であり、さらに踏み込めば知識を0.2秒で出力できる反射神経の訓練が最も重要です。

 

症状:asまわりをどう訳したらいいかわかりません。
処方:これは完全に知識問題なので、熟語帳・文法書で習得しておきましょう。
   受験生としては知ってて当たり前レベルの必須知識です。


補足ですが、11行目~13行目傍線部の
come to→~するようになる
for A to B → AがBする
specific → 特定の
each new use → それぞれの新しい使用方法
あたりも一瞬で読めるようにしておきましょう。
これができないと入試本番はもちろん、模試においても話になりません。

 

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礼儀・マナーの偏差値が低い保護者のご家庭は、子供の学業偏差値も低いです

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「うちの子は駄目でねえ」
こういった文言を躊躇なく切り出すご家庭がまれにいらっしゃいます。
いや、駄目なのは子供ではなくあなたです。
そしてこういうご家庭の場合、往々にして問い合わせの文面も
礼儀マナーの面で著しく無作法です。

問い合わせがぶっきらぼうなご家庭は大方、合理的でないことが多いです。
なんらかの見栄かポリシーがあるようですが、
話を聞いていると無意味な理不尽が多いです。

 

「お前は勉強できないんだから塾行ってもしょうがないだろ」

 

と塾に行きたい子供を押さえつけて結果的に志望校に受からなかったり。

 

「勉強法とかいい参考書とか言ってないで、
 ちゃんと学校の授業でだけいい成績を出せないお前が悪いんだ」

 

と選択肢を限定しすぎた結果、子供が身動きできなくなっていたり
と謎の教育方針が確立されている世帯が多い印象です。
プライドというよりは、ただの見栄っ張りが多い印象です。
したがって、他人に対して頭を下げるとか下手に出る、
丁寧な接し方から始動するという礼儀・マナーの偏差値が低くなるのかなあ、
といった所感です。

 

「大げさに、異様にかしこまった文面や態度で慇懃無礼なほどにやらない家は全部駄目だ!」

 

ということではなく、
あくまで常識程度のマナーのことを本記事では言及しています。
知り合いと通りすがったら会釈程度はするのが常識かと思いますが、
その程度の話です。
それができない保護者の方は、実はかなり多いです。
「お恥ずかしい話なのですが、うちの子はこういったところが不出来で…」
という切り出しはよくされますが、
「いや、恥ずかしいのはその子ではなくてあなたのマナーの無さじゃないんですかね」
と内心思うことがままあります。

 

各世帯ごとに固有の教育方針があるのは理解できますし、
それが他人から見れば全て「謎の」教育方針になるのもまだ理解できます。
ですが、その方針に論理の欠如や筋の通らなさを感じさせるご家庭は、
子供の学力も怪しげな状態が長く続く傾向にあります。
上に述べた例で言えば、

 

「勉強ができないなら、塾に行って補強するのが普通では?」

 

という突っ込みを入れざるを得ないです。
または、

 

「宿題丸写しで出せとか、授業中は内職しろとか、そんなことして
 本当に大丈夫なんですか?なんてことを言うんですか」

 

といった反応がたまにあります。
(常識的な手法ではないので軽い拒否反応があるのは理解できます)

 

「今学校で受けているカリキュラムが現在の本人の実力とかけ離れているのに
 それを依然真面目に受けても現状は変わらないのでは?
 それよりは宿題丸写しでも内職でもして時間を節約して
 自分の力量に合った学習を積み上げるべき」

 

という論理のほうが、しごく合理的だと思うのですが、

 

「学校の授業を聞いて学ぶ以外の手法は許さん」

 

のような親御さんからすれば邪道でしかないのでしょうね。
(邪道である自覚は大いにありますが、合理的だとは思っています)
「邪道はとにかく許さん!」
「うちの子に限って王道とか常識的な道を歩めないなんて」
というような空気がとにかく見てとれます。

 

しかし率直な意見を言わせてもらえれば、

 

「えー?王道で育てたり鍛えた結果、うまくいかなかったのでは?
 それを今後も続けたら、またうまくいかない状態が続くだけでは?
 邪道だろうが何だろうが、結果が出そうな合理的な道を選ぶ以外に
 選択肢はないのでは?」

 

といった感じです。
結果が出るほうの選択肢を選べる柔軟さが親にあれば、
いくらでも挽回は可能なのが人生だと思うのですが。

 

また、こういった「邪道は許さん」的な方針の世帯だと、
子供が2人いたとして1人は学業が順調で、1人が停滞気味なことも
よくあるケースですが、うまくいっているほうの子供についても
正直大した伸びしろはないといった印象です。

 

「うまくいっているほうの子供についても
 そんなに図抜けた実績があるわけでもないのに
 なんでそんなに自分の方針に自信を持っているんだろう?」

 

というのが率直な印象です。

 

「これくらいのレベルには達していてほしい」

 

というプライドは持っていたほうがもちろんいいですが、

 

「この勝ち方しか許さん!」

 

的な見栄っ張り成分が多すぎると却って駄目なケースが多いです。
重要なのはスタイルではなく結果が出るかどうかです。
結果を優先できる合理性、精神性がないからこそ、
「うまくいってるほうの子供」についても
大した結果が出ないのかなーという印象です。

 

重要なのは王道か邪道ではなく、その子供にとって
どの道が合理的であるか、です。
合理的というのは、結果がより出やすいほうを選べるということです。
結果に合わせて行動を変えられる柔軟性があるということです。
どういった手法が合理的であるかを優先すべきであって、
そのスタイルがどうとかを考えるのは親のエゴであって
しかもそれはただのわがままです。

 

「こういう勝ち方じゃないと嫌なんだーい!」

 

は自分の人生には適用しても全く問題ありませんが、
子供にそれを適用するのは虐待と何ら変わりないと思います。
子供はある程度親のエゴと流儀で育てて全く構わないと
私は思っていますが(そうでないと子育てなどという理不尽なものは継続できません)
「合理性をあまりにも伴わない教育方針」
は虐待であり、親の責任であり、それが原因で子供の学業がふるわないのであれば
それは子供の罪ではなく親がバカなだけです。

 

「最低限のプライドはあったほうがいいけど、
 結果主義でないただの自己満足的な見栄っ張りは子供が失敗する確率が高まるし
 再チャレンジもしづらくなるのでは?」

 

というお話でした。

そしてそれが端的に表れるのが、保護者の方の礼儀・マナーの領域です。
見栄っ張りで柔軟性に乏しくて、わがままが多い保護者のご家庭ほど
礼儀・マナーの偏差値も低いケースが多いです。
そりゃそうです。
「見栄っ張りで我が道だけを行きたい」のですから、
他人に配慮したマナーなんか身に着いているわけがないのです。
他人に配慮もできないのだから、自分の子供の現状も考慮が及ばず、
膠着したような教育状態が永久に継続し、改善が実施されないのです。
自業自得です。

 

私は礼儀・マナーを必要以上に細かく言うほうではありませんが、
せめて自分から名乗ったり、「よろしくお願いします」の文言くらいはつけたりして頂いて、
「いいからとにかく全部そっち主導で決めてよ」的な丸投げの態度はやめて頂きたいですね。

 

「あなたがそういう生き方なんだから、そりゃやっぱり子供もうまくいかないんじゃないですかね」
「さもありなん」

 

といった感じです。
愚痴みたいなブログでした。
長文お疲れさまでした。

 

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